(前書きより) 記憶はあらゆる知的機能のもとである。記憶には短期的な記憶と長期的な記憶がある。このいずれが欠如しても、満足な知的機能は得られない。 そのような重要な記憶をする力には、生まれつきの差があるが、ほとんどの人が生まれたままの素朴な記憶力にあぐらをかいている。これでは庭に雑草が生えるがままにしている家の主人と同じである。庭をよく観察し、管理すれば、庭は生まれ変わる。そして、思わぬ強力な機能を発揮できるようになる。そのような技術を与える体系が記憶法である。 本書はそのような記憶法の実践書である。 PHP研究所。1997年初版。 定価:560円(税込)。 |
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